ただいま米大手小売チェーンではiPadが大きく値下げされている。
これだけ値下げされると、どうしても新型が発表されるのではと勘ぐってしまう。
ウォルマート（Wal-Mart）やベストバイ（Best Buy）といった米大手小売チェーンで、第3世代の「iPad」や「iPad mini」がそれぞれ値下げになった。iPad第3世代が449ドルから314ドルまで値下げされてしまった。
この動きを受けて、アップル（Apple）がまもなく新機種を発表するのではないかとの見方も浮上している。
NYTimesのBitsブログによると、ベストバイではたとえばこれまで449.99ドルだったiPad（第3世代、16GB Wi-Fiバージョン）の価格が314.99ドルになり、
その他のモデルでも平均30%程度値下げされたという。また、ウォルマートでは「iPad mini」16GB Wi-Fiバージョンの価格を329ドルから299ドルに値下げしたという。
NYTimesの問い合わせに対し、ベストバイの広報担当者は「今回のような大幅な値下げは、とくに異例の措置というわけでもない」とし、
さらに「とりわけメーカーから新製品の発売が予想される時には、こうした措置をとることがよくある」と回答。
ただし、同社がアップルから新製品リリースに関する情報を得ているわけではないとも付け加えている。
いっぽうウォルマートの広報担当者は今回の値下げについて、春先から夏にかけて、
母の日や父の日といったギフト需要が旺盛になるイベントが控えており、それに向けてiPad miniの販売強化を図るためなどと説明している。
第3世代のiPadは昨年3月に発売されたが、その後昨年10月には後継機種にあたる第4世代のiPadが、iPad miniとともにリリースされていた。
Bitsでは、アップルのタブレット市場シェアが昨年には約40%となり、前年の57%から大きく減少していたとする
米バーンスタイン（Bernstein Research）のデータを紹介している。
http://wirelesswire.jp/Watching_World/201304051357.html
日本のiPad第3世代は整備品でさえ33000円だから、この値下げ率は異様である。
新型発表の可能性も無くはないので、引き続き市場の動向をチェックしておこう。
iPad (Retinaディスプレイモデル 第3世代) 16GB Wi-Fiモデル ホワイト MD328J/A
