Googleが新しいサービスとして｢Google Keep｣をスタートさせた。
超簡単･超シンプルなGoogleらしい取り組みだが、だからこそEvernoteと比較するには
無理がある。
一言で言うと、Evernoteはノート･Google Keepは付箋だ。
ノートがいくら普及しようと付箋が絶滅するはずもなく、また逆も然り。
GoogleはEvernoteと喧嘩をせずに全く別のジャンルで攻めようとしている。
Evernoteを使用しているユーザーは周知の通り、文章作成に当たって様々な
効果を付けることが出来る。
簡単なレポート程度ならOfficeいらずで作成できてしまうほど。
作成後もタグやノートブックごとに整理する事によって、後から見返しやすいよう
に片付けることもドラッグ・アンド・ドロップで可能だ。
逆に、新しいGoogle Keepはこれだけ。
題名と簡単な文が基本で、必要に応じて写真を貼り付けたり付箋の色を変える。
ToDo機能も付けられるので今日のやることメモも簡単に作れる。
しかし、とてもじゃないが長文を書く気にはならない。
Evernoteとは対になるサービスだということがわかっただろうか。
Google Keepには賛否両論あり一概には言えないが、個人的には素晴らしい
サービスだと思っている。
アイデアを速攻で書き込めるので普段使いにも向いているし、Evernoteと共用
することも十分可能だ。
まだサービスが始まって間もない事もあり、いきなり書き込めなくなったりなどバグが
多いのが難点だが、それも時間の問題だ。
気になる人はGoogleアカウントさえあればすぐに使い始められるので、一度試されては
いかがだろうか。Androidのみアプリも提供されている(2013年3月30日)
Google Keep
